狭小(読み)キョウショウ

デジタル大辞泉 「狭小」の意味・読み・例文・類語

きょう‐しょう〔ケフセウ〕【狭小】

[名・形動]狭くて小さいこと。また、そのさま。「狭小国土」「度量狭小な人」⇔広大
[派生]きょうしょうさ[名]
[類語]狭い狭苦しいせせこましい手狭てぜま狭隘きょうあい狭窄きょうさく窮屈きつい偏狭猫のひたい手狭い猫額びょうがく所狭い方寸尺寸せきすん寸土立錐の地ナロー

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精選版 日本国語大辞典 「狭小」の意味・読み・例文・類語

きょう‐しょうケフセウ【狭小・狭少】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. せまくて小さいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「心量狭少なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)弁道話)
    2. 「下段立屏風令之、狭少不便不便」(出典実隆公記‐永正八年(1511)八月一五日)
    3. [その他の文献]〔漢書‐食貨志〕
  3. 相対的に少ないこと。値がやすいさま。
    1. [初出の実例]「近年米穀銭直最狭少之間、絹又准其者也」(出典:東大寺文書‐四ノ一二・弘安二年(1279)八月日・東大寺重申状土代)

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普及版 字通 「狭小」の読み・字形・画数・意味

【狭小】きようしよう(けふせう)

せまくるしい。〔漢書、游、楼護伝〕長安中に家す。時にいての家に至る。家狹小にして、官屬、車下に立つ。

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