王座(読み)オウザ

デジタル大辞泉 「王座」の意味・読み・例文・類語

おう‐ざ〔ワウ‐〕【王座】

王の座る席。王の地位王位。「王座に就く」
第一人者としての地位。首位の座。「業界王座を占める」「王座決定戦」
囲碁将棋で、タイトルの一。王座戦勝者がタイトルの保持者となる。
[類語]王位皇位帝位

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「王座」の意味・読み・例文・類語

おう‐ざ ワウ‥【王座】

〘名〙
① 王のすわる座席帝王としての地位。王位。
測量船(1930)〈三好達治獅子「彼れ、獅子(しし)は見た、〈略〉コンクリートの王座の上に腕を組む鉄柵(てっさく)のこの空間、彼の楚囚王国を」
② 第一人者の地位。第一位。首位。
※藤十郎の恋(1919)〈菊池寛〉二「動き易い都の人心は、十年讚嘆し続けた藤十郎の王座から、ともすれば離れ始めさうな気勢を示した」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「王座」の解説

おうざ【王座】

茨城日本酒中口吟醸酒「寿・七福」と辛口の普通酒をランナップ。原料米は五百万石など。仕込み水は利根川水系の伏流水。蔵元の「愛友酒造」は文化元年(1804)創業。所在地は潮来市辻。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android