粉蒔(読み)フンマキ

デジタル大辞泉 「粉蒔」の意味・読み・例文・類語

ふん‐まき【粉×蒔】

蒔絵まきえで、漆で描いた上に金粉銀粉などをまき散らすこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「粉蒔」の意味・読み・例文・類語

ふん‐まき【粉蒔】

〘名〙 蒔絵工程で、絵漆文様の輪郭線の内部を塗り、漆の乾かないうちに金銀粉、色粉を蒔きつけること。粗い粉は粉筒で、細かい粉は筆様毛棒(けぼう)で蒔く。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android