自ら(読み)ミズカラ

デジタル大辞泉 「自ら」の意味・読み・例文・類語

み‐ず‐から〔‐づ‐〕【自ら】

《「み(身)つから」の音変化。「つ」は「の」の意の助詞。身そのもの、の意》
[名]自分。自分自身。「彼は自らの力で勝った」「自らをかえりみる」
[代]一人称の人代名詞。多く、身分の高い女性が自分をさしていう。わたくし。
「―は九重のうちに生ひ出で侍りて」〈少女
[副]ほかの人の力に頼らないで自分の力で行うさま。手ずから。自分で。「自らあやまちを認める」「自ら命を絶つ」
[類語]自分自身自己おのれわれ自分自身一身本人当人当事者当方張本人我が輩吾人ごじんそれがしなにがしわたくしわたしあたくしあたしあたいあっしわし手前小生愚生わらわあちきうちおいらおらこちらこっちこちとらわて拙者身共不肖迂生うせい我が身手ずから直直じきじき直接直接的じか身を以て自発的親しくダイレクトアクティブアグレッシブ故意作為作為的意識的意図的未必の故意ことさら自主的主体的意欲的能動的積極的精力的好んであえて進取進んで求めて喜ぶ喜んで前向き乗り気我先我勝ちえいやっと我劣らじとわざとらしい止むに止まれぬ及ばずながら献身的強気強引押して努めて曲げて断固断然思い切って伸るか反るか思う様思う存分存分思いのまま力一杯精一杯率先果敢惜しみない意気込む本腰本腰を入れる入れ込むひたむき野心満満活発快活精彩元気活動的動的ダイナミックエネルギッシュエナジェティックあぶらが乗る水を得たうおのよう建設的肯定的発展的計画的ポジティブ情熱的熱狂的熱情的白熱的激越狂熱熱烈烈烈熱血熱っぽい血が騒ぐ血気盛んパッショネートホットバイタルバイタリティー生き生き溌剌はつらつ生生せいせいビビッド奮って我も我もしゃにむに腰を入れるもりもり盛ん鬱然澎湃ほうはい勃勃油然ゆうぜん湧然沸沸むくむくみなぎるみなぎらすあふれる燃え上がる沸き上がる沸き立つ込み上げるたぎる高ぶる発揚燃える燃え立つ鼻息が荒い血気にはや奮い起こす奮い立つ気を吐く肩肘かたひじ張る勢い込む気張る張り切る腕が鳴る腕にりをかけるハッスルしたり顔自慢顔自慢たらしい胸を張る得意満面得意顔有頂天意気揚揚鬼の首を取ったよう欣喜雀躍きんきじゃくやく意気が揚がるどや顔手柄顔天狗になる見得を切る大見得を切る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む