蝟集(読み)イシュウ

デジタル大辞泉 「蝟集」の意味・読み・例文・類語

い‐しゅう〔ヰシフ〕【×蝟集】

[名](スル)《「蝟」はハリネズミの意》ハリネズミの毛のように、一時に1か所に、多くのものが寄り集まること。
「四方から―して来る羊の群れが谷間に徐々に現れた」〈横光旅愁
[類語]結集集合集結糾合集中集散凝集密集群集集積離合拡散分散四散散開飛散雲散離散霧散散逸雲散霧消もじゃもじゃ茫茫ぼうぼうぼさぼさばさばさぎゅうぎゅうぎしぎしぎちぎちきちきちぎっしりびっしりごしゃごしゃごちゃごちゃうじゃうじゃうようよわらわら群がるひしめく鈴なりふさふさ茂る生い茂るはびこる繁茂自生密生叢生そうせい群生鬱然うつぜん鬱蒼うっそう草深い木深いこんもりちりちり山ほどたんまりしこたまたくさん多く多い数数かずかず多数数多すうた無数多量大量大勢おおぜいおびただしいいっぱいあまた多多いくらもいくらでもざらにごろごろどっさりたっぷり十二分に豊富にふんだんに腐るほどごまんとわんさとうんとたんと仰山ぎょうさんなみなみ十分しっかりがっつり大挙多勢多人数大人数衆人莫大膨大巨万豊か潤沢無尽蔵盛り沢山がっぽりがっぽがっぽ多め幾多過多最多多作数知れない数知れぬ数え切れない十指に余る枚挙にいとまがない掃いて捨てるほどもも億万千万千万無量無尽雲霞うんか星の数ほど浩瀚こうかん少なからず山積み山積飽和満満ごっそり大半累積山をなす十重二十重とえはたえ有り余る

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精選版 日本国語大辞典 「蝟集」の意味・読み・例文・類語

い‐しゅうヰシフ【蝟集】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「蝟」は、ハリネズミのこと ) ハリネズミの毛のように、たくさんの物事が一か所に一時に寄り集まること。
    1. [初出の実例]「箭蝟集於冑」(出典日本外史(1827)三)
    2. 「或は一日の間に諸事蝟集(イしふ)する事あれば、むしろ眠食の時を減ずるとも」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉九)

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普及版 字通 「蝟集」の読み・字形・画数・意味

【蝟集】いしゆう(ゐしふ)

多く集まる。明・兪安期〔衡岳の賦〕梁(美しいはり)霓(げいき)して夭嬌(えうけう)し、榱(くわすい)(美しいたるき)蝟集して縱す。

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