辺境(読み)ヘンキョウ

デジタル大辞泉 「辺境」の意味・読み・例文・類語

へん‐きょう〔‐キヤウ〕【辺境/辺×疆】

中央から遠く離れた地帯。国ざかい。国境
[類語]田舎在郷ざいごう在所在地在方ざいかた近在田園ひな地方辺地僻地へきち僻陬へきすう辺鄙奥地辺土ローカル片田舎鄙びる草深い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「辺境」の読み・字形・画数・意味

【辺境】へんきよう

国境の辺土。

字通「辺」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の辺境の言及

【フロンティア】より

…ヨーロッパその他の国々では〈国境〉の意味に使われる場合が多いが,アメリカ合衆国では荒野に隣接する人口の少ない開拓地,文明社会と未開社会とが接触する地域を意味することが多く,日本では〈辺境〉とか〈開拓前線〉と訳されている。アメリカ合衆国の国勢調査局の初期の表現では,人口1平方マイル当り2人以下の地域を指す語であるが,このような地域に隣接する人口1平方マイル当り3~6人,あるいは7~18人の地域もフロンティアと地域的に重ねて考えられる場合が多い。…

※「辺境」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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