デジタル大辞泉 「追及」の意味・読み・例文・類語 つい‐きゅう〔‐キフ〕【追及】 [名](スル)1 どこまでも追いつめて、責任・欠点などを問いただすこと。「責任の所在を追及する」2 追いつくこと。「日のある中に本隊に―したいと思っていたが」〈火野・土と兵隊〉[類語]責める・咎める・詰る・詰問・難詰・面詰・面責・糾問・問責・問い詰める・突き詰める・吊し上げる・締め上げる・責め付ける・責め立てる・難じる・問う 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「追及」の意味・読み・例文・類語 つい‐きゅう‥キフ【追及】 〘 名詞 〙① あとから追いかけていって、追いつくこと。[初出の実例]「高徳取二錦幟一、追二及朝忠一、収二潰兵一、守二高山寺一」(出典:日本外史(1827)五)「トラックで部隊に追及するといふので」(出典:麦と兵隊(1938)〈火野葦平〉五月一七日)② 相手の責任・欠点などを追い責めること。追いつめること。[初出の実例]「いやにかさにかかって追及(ツヰキフ)するね」(出典:桐畑(1920)〈里見弴〉愛経)[その他の文献]〔漢書‐高帝紀上〕③ =ついきゅう(追究)[初出の実例]「理性的、合法則的なものをどこまでも追及して行く根源の精神的エネルギーは」(出典:日本の思想(1961)〈丸山真男〉二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「追及」の読み・字形・画数・意味 【追及】ついきゆう(きふ) 追いつく。〔礼記、檀弓下〕(楚の)工尹陽、陳疾(きしつ)と、師をうて之れにぶ。字通「追」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報