通じて(読み)ツウジテ

デジタル大辞泉 「通じて」の意味・読み・例文・類語

つうじ‐て【通じて】

[連語]《動詞「つう(通)ずる」の連用形接続助詞「て」》全体をとおしてみると。「一年を通じて雨が少ない」「インターネットを通じて知れわたる」→通ずる6
[類語]ほとんど大部分大方大抵大半大多数絶対多数九分通り十中八九九分九厘多く総じておおむね大概全般百般万般多数数多無数あまたあまねくあらかたほぼおよそおおよそ大体総体大略押しなべて丸ごとそっくりそのまま全部徹頭徹尾残らず残り無く余すところなくことごとくつぶさにこぞって丸丸身ぐるみ全一ぜんいつ全的全面的軒並み一通り一渡りごそっとごっそりすっかり一つ一つおよ有りと有る有りとあらゆる全容全貌おんぶにだっこオールラウンドすることなすこと何から何まで一部始終全体裏表網羅丸きり丸っきりあるがまま一揃い一式十把ひとからげひとまとめありったけ総なめ細大漏らさず洗いざらい何もかも何でもかんでも根こそぎ漏れなく隈なく万事一から十まで一切いっさい一切合切いっさいがっさい

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精選版 日本国語大辞典 「通じて」の意味・読み・例文・類語

つうじ‐て【通て】

  1. 〘 副詞 〙 全体として見ると。一体に。総じて。すべて。
    1. [初出の実例]「通じていはば、古今命世のもの、おほくこの十善の中の人なり」(出典:十善法語(1775)八)

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