酢漿草(読み)カタバミ

デジタル大辞泉 「酢漿草」の意味・読み・例文・類語

かたばみ【酢漿草】

カタバミ科多年草道端などに生える。茎は地をはい、多数の小枝を出す。葉は3枚の小葉からなる複葉で、紅紫色のものもあり、夜は閉じる。春から秋、黄色い5弁花を開く。果実は円柱形で、熟すとはじけて種子を飛ばす。全体に蓚酸しゅうさんを含み、酸味がある。すいものぐさ。こがねぐさ。 夏》「蔵の陰―の花珍らしや/荷兮
紋所の名。カタバミの葉を図案化したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「酢漿草」の意味・読み・例文・類語

かたばみ‐ぐさ【酢漿草】

古今六帖(976‐987頃)六「逢ふことのかたはみくさも摘まなくに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「酢漿草」の解説

酢漿草 (カタバミ・ソジョウソウ)

学名Oxalis corniculata
植物。カタバミ科の多年草,薬用植物

酢漿草 (カタバミ)

植物。マメ科越年草ウマゴヤシ別称

酢漿草 (カタバミ)

植物。田字草の別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android