デジタル大辞泉 「頂上」の意味・読み・例文・類語 ちょう‐じょう〔チヤウジヤウ〕【頂上】 1 山などのいちばん高いところ。いただき。「富士山の頂上に立つ」2 最高の状態に達していること。絶頂にあること。「景気が頂上に達する」3 最高の地位、また、その人。「財界の頂上会談」4 「重畳ちょうじょう2」に同じ。「誰も怪我が無うて―や」〈上司・太政官〉[類語](1)頂・山頂・峰・山嶺・山巓・天頂・てっぺん/(2)頂点・絶頂・最高潮・クライマックス・山場・山・峠・ピーク 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「頂上」の意味・読み・例文・類語 ちょう‐じょうチャウジャウ【頂上】 〘 名詞 〙① いちばん上のところ。山のいただきや頭のてっぺんなど。[初出の実例]「頂上肉髻、無二能見者一」(出典:往生要集(984‐985)大文四)「息絶身こごえて、頂上に臻(いた)れば日没て月顕る」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)出羽三山)[その他の文献]〔林寛‐送僧遊太白峯詩〕② 物事のこの上ないさま。物事の考えうる限りの最高の状態。最上。[初出の実例]「三界のやどの欲界は、みな欲心頂上の故にむまれきたれる也」(出典:名語記(1275)六)③ =ちょうじょう(重畳)②[初出の実例]「嬢様にはお替りもなく、夫れは頂上頂上」(出典:怪談牡丹燈籠(1884)〈三遊亭円朝〉二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例