頓死(読み)トンシ

デジタル大辞泉 「頓死」の意味・読み・例文・類語

とん‐し【頓死】

[名](スル)
突然死ぬこと。急死。「旅先頓死する」
将棋で、自分王将詰みを見落として詰まされてしまうこと。
[類語]急死急逝即死死ぬ亡くなる死する没する果てる眠るめいするたおれる事切れる身罷みまか先立つ旅立つ死去する死亡する死没する物故する絶命する絶息する永眠する瞑目めいもくする逝去せいきょする長逝ちょうせいする永逝えいせいする他界する昇天する往生おうじょうする落命する横死する憤死する夭折ようせつする夭逝ようせいする息を引き取る冷たくなるえなくなる世を去る帰らぬ人となる不帰の客となる死出の旅に出る亡き数に入る鬼籍に入る幽明さかいことにする黄泉こうせんの客となる命を落とす人死に物化まかくたばる絶え入る消え入るはかなくなる絶え果てる空しくなる仏になる朽ち果てる失命夭死臨終ぽっくりころり突然死

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精選版 日本国語大辞典 「頓死」の意味・読み・例文・類語

とん‐し【頓死】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 古くは「とんじ」とも ) それまで元気だった人が急病などでにわかに死ぬこと。急死。
    1. [初出の実例]「木工頭正五位下石川朝臣長津、頓死於寮中」(出典日本文徳天皇実録‐斉衡元年(854)一二月甲寅)
  3. 将棋で、自分の王将の詰みをうっかりみのがし、ほかの手をさした瞬間相手に詰まされること。

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改訂新版 世界大百科事典 「頓死」の意味・わかりやすい解説

頓死 (とんし)

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普及版 字通 「頓死」の読み・字形・画数・意味

【頓死】とんし

急死する。

字通「頓」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の頓死の言及

【急死】より

…元気であった人が突然に死亡することで,突然死あるいは頓死ともいう。急死はその死亡原因の由来により,外因性急死と内因性急死に分けられるが,一般に急死といえば内因性急死をさす。…

※「頓死」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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