龍顔(読み)りょうがん

精選版 日本国語大辞典 「龍顔」の意味・読み・例文・類語

りょう‐がん【龍顔】

  1. 〘 名詞 〙 天子の顔。天顔。りゅうがん。
    1. [初出の実例]「乃対龍顔事」(出典:続日本紀‐宝亀九年(778)一一月乙卯)
    2. 「龍顔(レウガン)より御涙をながさせたまふ」(出典:高野本平家(13C前)六)
    3. [その他の文献]〔史記‐高祖本紀〕

りゅう‐がん【龍顔】

  1. 〘 名詞 〙りょうがん(龍顔)
    1. [初出の実例]「龍顔(リウガン)のいとおどろおどろしきを、面(まの)あたり見奉りしものもありとぞ」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android