浩瀚(読み)コウカン

デジタル大辞泉 「浩瀚」の意味・読み・例文・類語

こう‐かん〔カウ‐〕【××瀚】

[名・形動]
書物多くあるさま。「浩瀚蔵書
書物の巻数やページ数の多いさま。「仏教に関する浩瀚著述

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精選版 日本国語大辞典 「浩瀚」の意味・読み・例文・類語

こう‐かんカウ‥【浩瀚】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動ナリ・タリ ) 広大なさま。特に、書物などの量の多いさま。また、書物が大部であるさま。
    1. [初出の実例]「今来所要新訳経五百余巻。切縁所管経板万数浩瀚、逐時印造」(出典参天台五台山記(1072‐73)七)
    2. 「買って帰って読んだ浩瀚(カウカン)医書によって見ても」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉後)
    3. [その他の文献]〔文心雕龍‐事類〕

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