澎湃(読み)ホウハイ

デジタル大辞泉 「澎湃」の意味・読み・例文・類語

ほう‐はい〔ハウ‐〕【××湃/××湃/××湃】

[ト・タル][文][形動タリ]
水がみなぎり逆巻くさま。「―たる波浪
物事が盛んな勢いでわき起こるさま。「新時代の気運が―として起こる」
[類語]盛ん隆隆りゅうりゅう鬱然うつぜん勃勃ぼつぼつ油然ゆうぜん湧然ゆうぜん沸沸ふつふつ軒昂けんこう旺盛衝天鬱勃清新溌剌はつらつ血気盛んあふれる燃え上がる沸き上がる沸き立つ込み上げるたぎるみなぎるみなぎらす高ぶる発揚燃える燃え立つ鼻息が荒い血気にはや奮い起こす奮い立つもりもりむくむく気を吐くエネルギッシュ活発快活精力的あぶらが乗る水を得たうおのよう情熱的意欲的野心満満精彩元気活動的動的ダイナミックエナジェティック建設的積極的肯定的自主的発展的能動的計画的前向きポジティブ熱狂的熱情的白熱的激越狂熱熱烈烈烈熱血熱っぽい血が騒ぐパッショネートホットバイタルバイタリティー生き生き生生せいせいビビッド奮って自発的主体的意図的進取進んで我勝ち我先我も我もしゃにむにアクティブアグレッシブ自ら身を以てダイレクト作為作為的あえてえいやっと我劣らじと強気強引押して努めて曲げて断固断然思い切ってるか反るか思う様思う存分存分思いのまま力一杯精一杯率先果敢惜しみない意気込む本腰腰を入れる入れ込むひたむき肩肘かたひじ張る勢い込む気張る張り切る腕が鳴る腕にりをかけるハッスルしたり顔自慢顔自慢たらしい胸を張る得意満面得意顔有頂天意気揚揚鬼の首を取ったよう欣喜雀躍きんきじゃくやく意気が揚がるどや顔手柄顔天狗になる見得を切る大見得を切る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「澎湃」の意味・読み・例文・類語

ほう‐はいハウ‥【澎湃・彭湃・滂湃】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 水のみなぎりさかまくさま。水や波が音をたててはげしくぶつかりあうさま。転じて、物事が盛んな勢いでもりあがるさま。強く起こりひろがるさま。
    1. [初出の実例]「万里源而往、澎湃拠上游」(出典:岷峨集(1313‐28頃)上・七月下旬、嘉陽観水漲三十韻)
    2. 「其思想の澎湃たる、世を挙て古文化の吸収に従事し」(出典:美術の翫賞(1895)〈上田敏〉)
    3. [その他の文献]〔司馬相如‐上林賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む