カトチェ岬(読み)カトチェみさき(英語表記)Cabo Catoche

改訂新版 世界大百科事典 「カトチェ岬」の意味・わかりやすい解説

カトチェ[岬]
Cabo Catoche

メキシコの南東部,ユカタン半島の北東端にある岬。メキシコ,キンタナ・ロー州に属する。ユカタン海峡にのぞみ,約220kmでキューバ島西端,サン・アントニオ岬と相対している。低い丘陵性の岬であり,ヤラアウ潟湖をかこむ細長い沿海州オルボックス島にかこまれている。1517年,スペイン人が初めてメキシコに到達した際の上陸地点という。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カトチェ岬」の意味・わかりやすい解説

カトチェ岬
カトチェみさき
Cabo Catoche

メキシコ東部,ユカタン半島北東端をなす岬。幅約 200kmのユカタン海峡をへだてて,キューバ西端のサンアントニオ岬に相対する。 1517年スペイン人が上陸し,メキシコにおけるスペイン支配の第1歩をしるした地といわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android