ユカタン海峡(読み)ユカタンかいきょう(その他表記)Yucatan Channel

改訂新版 世界大百科事典 「ユカタン海峡」の意味・わかりやすい解説

ユカタン海峡 (ユカタンかいきょう)
Yucatan Channel

中央アメリカキューバ島西端メキシコユカタン半島の間にある海峡メキシコ湾カリブ海とを結ぶ位置にある。キューバ島西端のサン・アントニオ岬からユカタン半島北東端のカトチェ岬にいたる最短距離は約210kmで,最大水深は約3600m。メキシコ湾内の諸港パナマ運河を結ぶ航路にあたる。北北西に向かう速い海流がカリブ海よりメキシコ湾内に流入している。
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百科事典マイペディア 「ユカタン海峡」の意味・わかりやすい解説

ユカタン海峡【ユカタンかいきょう】

中米,メキシコ南東部のユカタン半島とキューバ島間の海峡。カリブ海とメキシコ湾を結ぶ。カトチェ岬とサンアン・トニオ岬間で幅約220km。
→関連項目カリブ海

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ユカタン海峡」の意味・わかりやすい解説

ユカタン海峡
ユカタンかいきょう
Yucatán Channel

メキシコ東部のユカタン半島とキューバ島をへだてる海峡で,メキシコ湾とカリブ海を結ぶ。幅約 210kmで,ユカタン半島北東端のカトチェ岬とキューバ西端のサンアントニオ岬が相対する。大西洋南赤道海流支流が南東からこの海峡を通ってメキシコ湾に流入,メキシコ湾流源流となる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ユカタン海峡」の意味・わかりやすい解説

ユカタン海峡
ゆかたんかいきょう
Yucatán Channel

メキシコ東部、ユカタン半島のカトチェ岬とキューバ西端のサン・アントニオ岬の間にある海峡。メキシコ湾とカリブ海を結ぶ。幅220キロメートル。海流がメキシコ湾へ流れ込んでいる。メキシコ湾内の諸港とパナマ運河を結ぶ航路にあたる。

[高木秀樹]

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