ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジュマ法」の意味・わかりやすい解説
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…【和田 秀徳】 有機態窒素の定量法は数多くの研究があるが,そのなかでも最も多用されているデュマ窒素定量法とケルダール窒素定量法について述べる。(1)デュマ窒素定量法 ジュマ法ともいい,J.B.A.デュマによって創始された燃焼反応を利用するガス分析法。図に示すように,ニッケルボートに試料と粉末酸化銅を入れ,石英燃焼管系内を二酸化炭素CO2で完全に置き換えて加熱燃焼させ,生成する窒素酸化物を金属銅の層(550℃)で還元して窒素気体に変える。…
※「ジュマ法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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