仮初人(読み)かりそめびと

精選版 日本国語大辞典 「仮初人」の意味・読み・例文・類語

かりそめ‐びと【仮初人】

〘名〙 ふと知りあった人。ゆきずりの人。
千載(1187)雑下・一一六九「夜の程にかりそめ人や来たりけん淀のみこもの今朝乱れたる〈和泉式部〉」

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