昔ぶ(読み)ムカシブ

デジタル大辞泉 「昔ぶ」の意味・読み・例文・類語

むかし・ぶ【昔ぶ】

[動バ上二]昔風になる。古めく。
「深く―・びたらんかたは」〈十訓抄・八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「昔ぶ」の意味・読み・例文・類語

むかし‐・ぶ【昔ぶ】

〘自バ上二〙 (「ぶ」は接尾語) 昔風である。ふるめいている。古風である。むかしびる。
※十訓抄(1252)八「高陽院の御様は、〈略〉かへりてよづかぬさまにあざけれども、ふかく昔びたらん方は、いみじきためしと申すべし」

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