最かく(読み)いとかく

精選版 日本国語大辞典 「最かく」の意味・読み・例文・類語

いと【最】 かく

「いと」の②の(イ)(ロ)の一用法。まったくこのように。ただこれぐらいで。まさかこのように。こうまで(…しない方がよい)。
古今(905‐914)恋五・七六五「忘草たねとらましをあふことのいとかくかたきものとしりせば〈よみ人しらず〉」
※栄花(1028‐92頃)峰の月「いとかくなおぼしめしそ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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