笊耳(読み)ザルミミ

デジタル大辞泉 「笊耳」の意味・読み・例文・類語

ざる‐みみ【×笊耳】

《笊に水を入れてもすぐ漏れるところから》何を聞いてもすぐ忘れてしまうこと。また、そのような人。かご耳。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「笊耳」の意味・読み・例文・類語

ざる‐みみ【笊耳】

〘名〙 (ざるは目があらくて、すぐ水がもれてしまうところから) 聞いたことをすぐ忘れてしまうこと。なにを聞いても覚えていないこと。また、そのような人。かご耳。〔俚言集覧(1797頃)〕

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