言うも世の常(読み)イウモヨノツネ

デジタル大辞泉 「言うも世の常」の意味・読み・例文・類語

うもつね

どう言っても世間並みな平凡なものになってしまい、うまく言い表せない。言えば世の常。
「今はとて、おちいりけむ有様、心のうち、見る心地して、悲しきなど―なり」〈狭衣・二〉

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