間接測定(読み)かんせつそくてい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「間接測定」の意味・わかりやすい解説

間接測定
かんせつそくてい

測定の方法」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の間接測定の言及

【計測】より

…例えば物体の動く速度は,この物体の移動した距離とその移動に要した時間の両方を測って,距離を時間で割って求める。このように二つ以上の測定値から計算で所望の測定値を得る方法を間接測定indirect measurementという。これに対して,例えば自動車の速度は,車輪の回転に合わせて回転発電機をまわすと回転速度に比例した起電力が発生するので,その起電力を電圧計で読むことによって速度を知ることができる。…

【測定】より

… 物理量は物理法則によって他の物理量と関係づけられているので,ある物理量を測定するのに,それと同種類の基準と比較するという直接測定の代わりに,それと関係のある他のいくつかの物理量を測定し,その結果を用いて測定値を求めるという方法が使える。これを間接測定という。例えば重力の加速度gを測定するのに,真空中での物体の落下距離と落下に要した時間を測定し,その結果を運動方程式の解に代入してg値を求めるのは間接測定である。…

※「間接測定」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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