《実際的教育学》(読み)じっさいてききょういくがく

世界大百科事典(旧版)内の《実際的教育学》の言及

【沢柳政太郎】より

…とくに力を注いだのは成城学園の教育であり,そこでは教育についての科学的研究を尊重し,その結果にもとづく教育改革の必要性を強調した。主著《実際的教育学》(1909)は,当時における金字塔ともいうべき業績であり,日本の教育学研究史の貴重な遺産である。国際的視野もひろく,諸外国に対して日本の教育を理解させるべく努力し,24年にはアメリカの女流教育家で〈ドルトン・プラン〉の創始者H.パーカーストを日本に招待するなど,教育の国際交流にも努力した。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」