アアフメス(読み)ああふめす

精選版 日本国語大辞典 「アアフメス」の意味・読み・例文・類語

アアフ‐メス

  1. ( Y'h-mś ) 前一六世紀中頃のエジプトの王室書記官。イギリスのエジプト学者リンドの発見した実用数学書「リンド‐パピルス」の著者。アーメス。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のアアフメスの言及

【エジプト】より

…ヒクソスの宗主権下にテーベに成立した第17王朝は,異民族支配からの解放を旗印に職業軍人層の養成,軍事国家体制の整備,国民意識の高揚に努力し,新王国時代の対外進出の道を準備する。
[新王国時代――第18王朝]
 前1542年ころテーベ王朝のアアフメス1世Aahmes Iがヒクソスの王都アバリスを占領,ヒクソスを国外に駆逐し第18王朝を開く。王はヒクソスの最後の根拠地をたたくため南パレスティナに遠征,下ヌビアも回復する。…

※「アアフメス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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