アルゲントラーテ(英語表記)Argentorate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルゲントラーテ」の意味・わかりやすい解説

アルゲントラーテ
Argentorate

古代ローマの要塞都市。現フランスのストラスブール (シュトラスブルク) 。ケルト語で「銀の砦」の意で,ケルト人の宿営地であったらしい。1世紀以後ローマ軍団がおかれ,城壁が築かれた。3世紀以降蛮族の攻撃にさらされたが,357年副帝であったユリアヌスはこの地で輝かしい勝利を収めた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android