いぶし現象(読み)いぶしげんしょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「いぶし現象」の意味・わかりやすい解説

いぶし現象
いぶしげんしょう

煙突から排出された煙が,気象条件により,いぶるように下降する現象。風の弱い安定した大気の場合,逆転層が地表近くに現れ,これが早朝地表の太陽放射熱でくずれ,煙突口より上に逆転層が上ると,煙は上昇できず下降する。このため地表近くに高濃度の汚染状態が出現することがある。

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