日本大百科全書(ニッポニカ) 「エシュシェリフ」の意味・わかりやすい解説 エシュ・シェリフえしゅしぇりふEch Chéliff 北アフリカ、アルジェリア北部の都市。エシュ・シェリフ県の県都。旧称はアスナムAsnam、またはエル・アスナムEl Asnam。人口17万9768(1998)、52万1070(2008センサス)。この国随一の流域平野をもつシェリフ川中流の、河畔に位置する。フランス植民地時代にはオルレアンビルOrléansvilleといった。穀物、柑橘(かんきつ)類など農産物の集産地で、食品、セメント、プラスチックなどの工場もある。1934年、54年、80年と大地震があり、大きな被害を受けた。81年の政令でエシュ・シェリフと改名された。[藤井宏志] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例