おどけ俄煮珠取(読み)おどけにわかシャボンのたまとり

精選版 日本国語大辞典 「おどけ俄煮珠取」の意味・読み・例文・類語

おどけにわかシャボンのたまとりおどけにはかシャボンのたまとり【おどけ俄煮珠取】

  1. 歌舞伎所作事。四変化舞踊。天保三年(一八三二)江戸中村座初演。「玉屋」が有名。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のおどけ俄煮珠取の言及

【海人】より

…古文献に海人,海部,蜑,白水郎などと記す。海を主なる生業の舞台とし,河川,湖沼で素潜(すもぐ)りする漁民をはじめ,釣漁,網漁,塩焼き,水上輸送・航海にたずさわる人々を,今日いう男あま(海士),女あま(海女)の区別なく〈あま〉と総称する。
[系統と分布]
 日本民族の形成過程のなかで,かなり明瞭にあとづけられるのは南方系であり,インド・チャイニーズ系とインドネシア系に大別されよう。前者は,古典にみえる阿曇(あずみ)系およびその傍系である住吉系漁労民で,中国南部の閩越(びんえつ)地方の漂海民の系統をひき,東シナ海を北上し,山東半島から遼東半島,さらに朝鮮半島西海岸を南下し,多島海,済州島方面を経て玄界灘に達する経路をたどったと推定される。…

【玉屋】より

…清元。本名題《おどけ俄煮珠取(おどけにわかしやぼんのたまとり)》。1832年(天保3)7月江戸中村座で4世中村歌右衛門初演。…

※「おどけ俄煮珠取」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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