出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
江戸時代に花火の製造をした店。同業の鍵(かぎ)屋とともに、その花火は両国の川開きで名高かった。そこで、同店が絶えたのちも、その名が花火を褒めることばの呼称として用いられた。
[芳井敬郎]
出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報
…大花火には〈しだれ柳〉〈大桜〉〈天下泰平の文字うつり〉〈流星〉〈ぼたん〉〈ちょう(蝶)〉〈ぶどう〉などがあり,見物人は両国橋界わいに集まるほか,屋形船を浮かべてこれを見物した。両国横山町の鍵(かぎ)屋,鍵屋から別家した両国吉川町の玉屋がその花火の製造元であった。 日本で花火の色彩が明確に現れはじめたのは,塩素酸カリウムが輸入されるようになってからで,1879年ころからといわれ,その後つぎつぎと新しい化学薬品が導入されるようになった。…
※「玉屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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