フランスの首都パリの東地区に新しく建設された歌劇場(オペラハウス)。パリ国立オペラ(Opera national de Paris)の主要な公演会場の一つ。◇パリ9区のオペラ広場のオペラ座(オペラガルニエ)に対して「新オペラ座」と呼ばれることもある。この歌劇場はフランス革命200年を記念して、革命勃発の地であるバスティーユ広場の西側にあったバスティーユ駅跡地に1984年に建設が始まり、1989年7月13日に落成した。ガラス張りのモダニズム様式の地上7階、地下6階の建物になっていて、2703の座席数を持つ。建設にあたって国際コンペが行われ、ウルグアイ系カナダ人のカルロス・オットーの設計案が採用された。