おぼほし(読み)オボホシ

デジタル大辞泉 「おぼほし」の意味・読み・例文・類語

おぼほ・し

[形シク]《「おほほし」「おぼぼし」とも》
おぼろげである。ぼんやりしている。
雲間よりさ渡る月の―・しく相見し児らを見むよしもがも」〈・二四五〇〉
心が沈んで晴れない。
玉桙たまほこの道だに知らず―・しく待ちか恋ふらむしき妻らは」〈・二二〇〉
愚かである。
「はしきやしおきなの歌に―・しきここのの児らやかまけて居らむ」〈・三七九四〉
[補説]一説に、「おぼおぼし」の音変化とも。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む