おもいとろ

精選版 日本国語大辞典 「おもいとろ」の意味・読み・例文・類語

おもい‐とろ おもひ‥

(「おもい」は「思い」か) 語義未詳。
万葉(8C後)一四・三四一九「伊香保せよなかなかしげに於毛比度路(オモヒトロ)隈こそしつと忘れせなふも」
[補注]諸説ある。(イ)「おもひづる(思出)」の上代東国方言とする説、(ロ)「おもひでよ(思出)」の上代東国方言で思い出せの意とする説など。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android