かずきめ(読み)カズキメ

デジタル大辞泉 「かずきめ」の意味・読み・例文・類語

かずきめ〔かづきめ〕

李良枝イヤンジ短編小説。昭和58年(1983)刊行。「かずきめ」は海女あまの意。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のかずきめの言及

【海人】より

…テングサは19世紀ころから寒天の材料として需要が増すと,テングサ海女が激増した。
[潜水作業と道具]
 古文献に潜水する海女を〈かずきめ〉と記すように,潜水作業をすることを志摩半島や徳島県や伊豆方面ではカズクといい,大分県でスム,その他ではモグルというところが多い。普通,夫婦で舟を漕ぎ出し潜るフナアマ(フナドとか本アマともいう)と,桶やタンポ(浅い桶形の浮きの下にスカリ網をつるしたもの)を持参して泳いでいったり,海岸の岩礁伝いに歩いて漁場までいくカチド(ダキアマともいう)とに大別される。…

※「かずきめ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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