…前238年ころ,サルデーニャ島はローマの属州となり,カリアリはその主都となった。当時はカラリスCaralisと呼ばれ,農業の振興と鉱山の開発が行われ,帝政期には各種の建物が建設されて,ラテン詩人クラウディアヌスにその繁栄をうたわれた。現在の市街の西部と低地部に円形劇場や建物の遺跡,墓地などが残っている。…
※「カラリス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...