デジタル大辞泉
「調節」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ちょう‐せつテウ‥【調節】
- 〘 名詞 〙 ほどよく整えること。つり合いをうまく整えること。調摂。
- [初出の実例]「絃を鳴らし、鼓弓をすり、尺八を吹きて謡ふ、調節最も痛切にして、少年の意に適ふべし」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下)
- [その他の文献]〔白居易‐蜀路石婦詩〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「調節」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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ちょうせつ
調節
accommodation
調節は,心理学用語としては主に四つの意味で使われている。
1.視覚調節visual accommodationの意味。近距離の対象を正しく網膜に結像させ明視できるよう水晶体の曲率を調整すること。
2.ピアジェPiaget,J.の認知発達理論における鍵概念の一つ。生体は,環境変化に対応するために双方向の相互交渉の様式をもつ。既有の認知や行為の枠組み(図式,シェマ)による処理可能な範囲に対象の特性を適応させる働きと,これが困難なとき逆にシェマを対象の特性に適応できるよう変容させる働きである。前者を同化assimilation,後者を調節とよぶ。
3.用法としては少ないが,accommodationは反復または継続する感覚刺激への感受性低下を指すことがある。この場合は,順応adaptationの同義語。
4.情報調節accommodation of informationという用語も使われている。主観的な期待や予期に基づく事象生起の見積もりを,客観的情報によって補正する過程または機能を指す。青年期まで情報調節の効率は増強するが,成人期以降徐々に低下するとされる。 →感覚 →視覚 →発生的認識論
〔藤永 保〕
出典 最新 心理学事典最新 心理学事典について 情報
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調節
ちょうせつ
accommodation
生理学,心理学用語。 (1) 見る対象の遠近に応じて,その映像を網膜上に鮮明に結ぶように水晶体の厚みを変化させる毛様体筋 (調節筋) の作用。眼の調節作用とも呼ばれる。奥行知覚に関与する生理的な手掛りの一つとされているが,この作用で遠近の差が識別できる範囲はせいぜい 2mまでである。 (2) J.ピアジェの用語では,適応の機制の1つ。すなわち新しい状況に適応しうるように,前からもっている図式 (心的構造) を変形し,発展させる心理的過程をさす。 (→同化 )
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の調節の言及
【眼筋】より
…眼球の内外につく筋肉で,眼球の動きを支配する外眼筋と,瞳孔運動と調節を営む内眼筋に大別される。
[外眼筋external ocular muscle]
長さ40~60mm,幅約10mmの小さな横紋筋で,外直筋(外側直筋ともいう),内直筋(内側直筋ともいう),上直筋,下直筋の四つの直筋と,下斜筋,上斜筋の二つの斜筋からなる。…
【調節麻痺】より
…眼内のレンズである水晶体の厚さを増して,近くの目標物を見るためにピントを合わせることを調節という。この調節力が低下すると,遠くのものはよく見えていても,近くのものにピントが合わず,見えにくい状態が起きる。…
※「調節」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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