カリー

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世界大百科事典(旧版)内のカリーの言及

【オーストラリア】より

…オーストラリアの植物分布は主として降水量に支配され,中央部の砂漠ではワジ沿いに葉のまばらな,やせた低木やイネ科ツキイゲ属の叢生が見られる。降水量の増加に伴って,砂漠はマルガmulga(アカシア属)やマレーmallee(丈の低いユーカリ属数種の総称)の灌木林,次いでサバンナへと移行し,ついにはマウンテン・アッシュmountain ashやカリーkarri(いずれもユーカリ属)などの巨木が優占する森林帯となる。また,低地の大河沿いには,うっそうとしたレッド・ガムred gum(ユーカリ属)の河辺林が成立する。…

【カレー】より

…インドを中心として,中近東から東南アジア,さらに今日では広く世界各国で使用されている混合香辛料,またはその混合香辛料で味付けした料理のことをさす。カリーと呼ぶことも多い。南インドのタミル語やカンナダ語で〈スープの具〉を意味するカリが,料理の名前としてポルトガル語経由で英語に入り,やがて世界中に広まったとされる。…

※「カリー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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