ガルサン症候群(読み)ガルサンしょうこうぐん(その他表記)Garcin's syndrome

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガルサン症候群」の意味・わかりやすい解説

ガルサン症候群
ガルサンしょうこうぐん
Garcin's syndrome

おもに頭蓋底に発生した悪性腫瘍によって広汎片側脳神経がおかされ,一側性に脳神経総麻痺をきたしたもの。 1927年にフランスの神経外科医 R.ガルサンが片側性脳神経総麻痺症候群と名づけたが,のちにガルサン症候群と呼ばれるようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む