ガルサン症候群(読み)ガルサンしょうこうぐん(英語表記)Garcin's syndrome

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガルサン症候群」の意味・わかりやすい解説

ガルサン症候群
ガルサンしょうこうぐん
Garcin's syndrome

おもに頭蓋底に発生した悪性腫瘍によって広汎片側脳神経がおかされ,一側性に脳神経総麻痺をきたしたもの。 1927年にフランスの神経外科医 R.ガルサンが片側性脳神経総麻痺症候群と名づけたが,のちにガルサン症候群と呼ばれるようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android