現代外国人名録2016 「クァク・キョンテク」の解説
クァク・キョンテク
郭 暻沢
Kwak Kyung-taek
- 職業・肩書
- 映画監督,脚本家
- 国籍
- 韓国
- 生年月日
- 1966年5月23日
- 出生地
- 釜山
- 学歴
- 高神大学医学部中退,ニューヨーク大学映画演出学科〔1995年〕卒
- 受賞
- ソウル短編映画祭優秀賞〔1995年〕「営倉物語」
- 経歴
- 医者の息子として生まれる。父の後を継ぐため医大に入学するが、1年で中退し、ニューヨークに留学して映画を学ぶ。1995年卒業制作の「営倉物語」がソウル短編映画祭で優秀賞を受賞し、’96年第1回釜山国際映画祭やクレルモンフェラン国際短編映画祭などに正式出品。帰国後、’97年「億水湯(オクスタン)」で長編デビュー。’99年医学界を舞台としたミステリー「ドクターK」を監督。2001年自らの実体験をもとにまとめた半自叙伝的な友情物語「友へ/チング」が当時韓国映画史上最大のヒットとなり、チング・シンドロームと呼ばれる社会現象を引き起こした。その後映画製作会社チニサン・フィルムを設立。他の作品に「チャンピオン」(2002年)、「トンケの蒼い空」(2003年)、「タイフーン」(2005年)、「愛 サラン」(2007年)、「目には目、歯には歯を」(2008年)、「痛み」(2011年)、「友へ チング2」(2013年)、「セシボン」(2015年)がある。2002年「友へ/チング」の日本公開に合わせて来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報