作品(読み)さくひん

精選版 日本国語大辞典 「作品」の意味・読み・例文・類語

さく‐ひん【作品】

〘名〙 作ったもの。製作物。特に、絵画彫刻詩歌小説などの芸術上の製作物をさしていう。
※風流魔(1898)〈幸田露伴〉七「かりに今すぐれたる技倆(わざ)ある人の出でて其人の作品と後藤氏祖先等の作品と比べて」

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デジタル大辞泉 「作品」の意味・読み・例文・類語

かたち

山口長男による油絵
(作品)抽象画。昭和29年(1954)、第1回現代日本美術展に出品し優秀賞を受賞した。
(象)黒地黄土色矩形を配置した抽象画。昭和36年(1961)、第6回日本国際美術展に出品。東京国立近代美術館蔵。

さく‐ひん【作品】

製作したもの。特に、芸術活動による製作物。「文学作品」「工芸作品
[類語]作物

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普及版 字通 「作品」の読み・字形・画数・意味

【作品】さくひん

制作品。

字通「作」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の作品の言及

【文学理論】より

…文芸批評と呼ぶことのできるものは,アリストテレスの《詩学》やホラティウスの《詩論》から今日のいわゆる文芸批評にいたるまで,さまざまのかたちで存在する。その文芸批評が目的とするのは,普通には,文学作品かその作者にかかわりのある諸問題について語ることである。しかも西欧の諸国においては,とくに19世紀以降,文芸批評そのものが文学の中のひとつの分野として確立されるにいたった。…

※「作品」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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