法則の辞典 「クラフツ則」の解説 クラフツ則【Crafts' rule】 クラペイロン‐クラウジウスの式*に基づき,減圧下における液体の沸点のデータから大気圧下における沸点を求める式である.T を沸点の摂氏温度,p をmmHg単位で測った圧力としたとき ⊿T=c(273+T)(760-p) で求められる補正項 ⊿T を T に加えれば1気圧下での沸点が求められる.c の値はほとんどの液体について0.00012となっている. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報