クロイボゴケ(その他表記)Lecanora atra

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クロイボゴケ」の意味・わかりやすい解説

クロイボゴケ
Lecanora atra

固着地衣類の1種。全世界にわたってみられ,樹上,まれには岩上に生じ,かさぶたのような形をしている。大きなものは,径 7cmに及ぶ。灰白色で,細かなひび割れのような形の溝ができる。しばしば黒褐色で平らな形の子実体を生じるが,やや頭状になり,中に円筒形ないし棍棒形の子嚢があり,8個ずつの子嚢胞子を生じる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む