グルラ・マンダータ山(読み)ぐるらまんだーたさん(その他表記)Gurla Mandhata

日本大百科全書(ニッポニカ) 「グルラ・マンダータ山」の意味・わかりやすい解説

グルラ・マンダータ山
ぐるらまんだーたさん
Gurla Mandhata

中国、チベット自治区南部、ネパールとの国境近くにある山。標高7766メートル。ブラン北東、北緯30度30分、東経82度05分に位置し、北麓(ほくろく)に聖湖マパム・ユムツォ湖とランガ・ツォ湖が広がる。氷雪をまとう独立峰で、山名サンスクリット語で「天幕形をしている山の王」を意味する。チベット語ではメモ・ナムニムリ(「勝利の子」の意)、中国名は納木那尼(なむなに)峰である。

[酒井敏明]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android