最新 地学事典 「ケロライト」の解説
ケロライト
kerolite
化学組成(Mg, Ni)3Si4O10(OH)2・nH2Oの低結晶性のタルクとされる。厚さ5nm程度で,15nm程度の大きさの板状粒子からなり,部分的に膨張性の層を含んでいるとされる。単純に結晶粒子が小さくなったタルクとは性質を異にし,水分を結晶表面や層間にもち,積層不整が著しく,幅広い底面反射と二次元反射を示す。現在,IMAは独立した種としては認めていない。ポーランドのゾンプコビツェから1823年に記載。
執筆者:上原 誠一郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

