水分(読み)スイブン

デジタル大辞泉の解説

すい‐ぶん【水分】

成分として含まれている水の量。みずけ。
経穴の一。へその真上約2センチのところ。夜尿症・膀胱炎(ぼうこうえん)などの治療点。

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栄養・生化学辞典の解説

水分

 食品の一般分析 (proximate analysis) で,通常は105℃で恒量になるまで乾燥し,その間に減少する量を水分とする.アルコールが含まれていると,それは水分に計算されてしまうので,特別の配慮が必要.また,糖液などは別の方法で定量する必要がある.

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大辞林 第三版の解説

すいぶん【水分】

物の中に含まれている水や液体。また、その量。みずけ。 「 -が多い」 「 -をとる」

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精選版 日本国語大辞典の解説

すい‐ぶん【水分】

〘名〙
① 流れがわかれること。〔杜牧‐酔贈薜道封詩〕
② 含有する水の量。みずけ。湿気。「水分を補給する」
※米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「田野に草木の繁茂するに従ひ、日光にて水分を游離する分量も自然に減じ」
③ 漢方で、人体の鳩尾(みずおち)の下部で、臍(へそ)のまうえ三センチメートルぐらいの所。水分の動といい、この鼓動の工合で腎虚による衰弱などが診断されたりする。〔和漢三才図会(1712)〕

み‐くまり【水分】

〘名〙 (「水配り」の意)
① 山や滝から流れ出た水が種々の方向に分かれる所。水の分岐点。
※延喜式(927)祝詞(出雲板訓)「水分(ミクマリ)に坐す皇神等の前に白さく」
② 貯水を調節すること。水を配分すること。
長塚節歌集(1917)〈長塚節〉明治三四年「うらさびてさぶしき沼の、水配(ミクマ)りの水(み)の門(と)のへより」

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世界大百科事典内の水分の言及

【境】より

…こうした特徴は,中世・近世でも生き続けた。中世の伊賀と大和,近江と伊賀の国境紛争では,〈水分(みくまり)(分水嶺)〉が国境として主張されている。 それに対して,私的所有や社会的分業,そして国家の発展とともに,きわめて人為的な境も,政治的・軍事的・社会的な要請によって出現していた。…

※「水分」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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