翻訳|chondrule
chondrule
コンドライト隕石を特徴付ける,主としてケイ酸塩からなる球粒物質。コンドリュールともいう。典型的サイズはコンドライトの化学グループごとに異なるが,直径0.15〜1mm程度。普通コンドライトでは体積の6〜8割を占める。炭素質コンドライトでも体積の半分程度を占める場合がある。内部はかんらん石や輝石の斑晶やガラス質物質からなる火成組織を示し,珪酸塩を主とした前駆物質が,高温で溶融し,急冷されて形成されたと考えられている。一部のコンドルールには天体衝突起源と考えられるものもあるが,多くのものはその加熱過程の原因が明らかでない。
執筆者:橘 省吾・永原 裕子
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
…隕石のうちではまれな種類に属するが,地球外物質ではもっとも地球・月の岩石に近い結晶質の隕石。もっとも普通の隕石であるコンドライトに見られるコンドルールという丸い玉を含まない石質隕石である。最初の文字aはコンドライトではないという否定の接頭辞。…
…0.05~5mmほどの大きさの球状物質(コンドルール。コンドリュールとも表記され,球粒という)を含む隕石。…
※「コンドルール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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