ゴッセンの法則(読み)ごっせんのほうそく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゴッセンの法則」の意味・わかりやすい解説

ゴッセンの法則
ごっせんのほうそく

H・H・ゴッセン限界効用理論展開の先駆性を評価して、「限界効用逓減(ていげん)の法則」を「ゴッセンの第一法則」、「限界効用均等の法則」を「ゴッセンの第二法則」とよび、両者をあわせて「ゴッセンの法則」とよぶ。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のゴッセンの法則の言及

【効用】より

…次に,限界効用逓減の法則が成立すると仮定すれば,限界効用と価格の比がすべての財について等しくなるように消費財の組合せを購入すれば,消費者の効用は最大となる。これは〈限界効用均等の法則〉と呼ばれ,発見者ゴッセンの名にちなんで〈ゴッセンの法則〉とも命名されている。これは,消費者が一定量の貨幣を種々の消費財購入にあてるとき,最も満足の大きい(効用を最大化する)支出方法を保証するための必要条件を与える。…

※「ゴッセンの法則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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