サツマドリ(読み)さつまどり

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サツマドリ」の意味・わかりやすい解説

サツマドリ
さつまどり / 薩摩鶏

鳥綱キジ目キジ科の鳥。ニワトリの1品種。鹿児島地方で江戸中期から末期にかけて、シャモショウコクの交雑によってつくられた大形の闘鶏で、かつてはけづめに剣をつけて闘わせたので剣付鶏(けんつきどり)ともいわれ、白笹(しろざさ)、赤笹、白の3色がある。

[西田隆雄]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む