末期(読み)マツゴ

デジタル大辞泉 「末期」の意味・読み・例文・類語

まつ‐ご【末期】

人の死のうとする時。死にぎわ臨終。「末期言葉
[類語]いまわ死に際往生際死に目断末魔臨終終焉

まっ‐き【末期】

ある物事の末の時期。終わりに近いころ。「戦争末期」「平安末期
[類語]終期晩期末葉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「末期」の意味・読み・例文・類語

まつ‐ご【末期】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は「期」の呉音 ) 命の終わる時期。人の死にぎわ。臨終。最期
    1. [初出の実例]「待期(マツゴ)過て時移りければ」(出典太平記(14C後)九)

まっ‐き【末期】

  1. 〘 名詞 〙 末の時期。終わりの時期。
    1. [初出の実例]「小学時代の末期(マッキ)に」(出典:夢声半代記(1929)〈徳川夢声〉江戸っ児になる迄)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android