ショウコク(読み)しょうこく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ショウコク」の意味・わかりやすい解説

ショウコク
しょうこく / 小国

鳥綱キジ目キジ科の鳥。ニワトリの1品種平安時代初期に中国の昌国(しょうこく)から渡来した銘鶏で、本種から多数の日本鶏が作出された。長鳴性と長尾性を兼ね備え、五色白藤(しらふじ)(白笹(しろざさ))の気品に富む品種であるが、当初は闘鶏として輸入された。その闘鶏は神事あるいは娯楽として広く普及したといわれる。1941年(昭和16)国の天然記念物に指定された。

[西田隆雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語 項目

普及版 字通 「ショウコク」の読み・字形・画数・意味

告】しようこく

する。

字通」の項目を見る


】しようこく

うす絹。

字通「」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む